今日もいつもの様に、朝から利用者の方を迎えに行き、職場のデイサービスまでお連れし、お茶を出したり血圧を測ったりしながら朝の挨拶を交わしていると、テレビで放送されるニュースに皆が驚いた。
そう。石川県輪島市を中心に起こった震度6強の地震のニュースである。
福岡で地震が起こって丸2年。
奇しくも今日は仮設住宅に一時的に住まれていた玄界島の人たちが、帰島する日であり、あの悪夢を思い出さずにはいられなかった。
地震によって家を失い、生活が一変してしまった人もまだまだ沢山いる。
僕の職場のデイサービスを利用する玄界島の方もいて、その方は今ではすっかりこちらに馴染み、元気に暮らしてはいるがやはり故郷に帰ることを心の中では望んでいる事だと思う。(その方はまだ仮設住宅に残られるそうである)
地震の被害はその時だけではなく、長期的に生活などに影響を及ぼすので、石川県輪島市の方の今後が非常に心配である。
まだまだ余震が起こる可能性もあり、予断を許さない状況にあるのだが、もうこれ以上被害が出ないことを祈るのみである。